太田庭石の造園・お庭づくりの実績ご紹介
記事公開/更新日:2019年05月01日
各務原市 K様邸
ご新築に伴った新規お庭づくりです。デザイナーさん設計のモダンな住居で、こだわりの部分に合わせた庭をとのことでした。設計図と仕様書を渡されましたが、予算内であればおまかせでOK、お施主さんとお話ししながら自由に施行させて頂きました。
お施主様のご希望は広い芝庭でしたので、あまりゴチャゴチャしないスッキリとしたお庭をご提案しました。お家の外観を引き立たせるため植栽は抑え気味にし、芝の手入れに専念できるよう庭木の管理を軽減する今風の常緑樹を選びました。天然石の沓脱石を一緒に選んでいただき、ご家族が集うリビングの犬走りに据えました。
- リビング前庭。芝の緑に天然沓脱石がよく映えます。
- 白壁をバックに枕木を目立たせ、シマトネリコを引き立てています。
- 階段状に洗い出しのアプローチを設置しました。ホンコンエンシスがやんわりと視界を遮ります。
中庭は、日陰暗を少しでも明るくするよう、ハイノキとコッツロックを組み合わせました。コッツロックの天板を出して、自然なアールに組んでいきます。玄関を開けると中庭が見える設計がなされ見所となる重要ポイントなので、後々乱雑にならないよう防草シートを施し、明るい色の白川砂利を敷設しました。
- 凹凸に立てた枕木の間にオウゴンモチを。ゴールドの葉色が枕木に良く合います。
- 中庭は日照が少ないのでジメジメ感を感じさせない資材選びと最小限の植栽です。
- 玄関から見た中庭です。ハイノキの、か細い枝ぶりが強調されるよう何度も玄関に廻って位置決めしました。
各務原市 K様邸
隣宅さんとの境界に高木を植栽し、お孫さん達が遊ぶボールが越えないよう、また、直接的な視界の緩和を目的とした庭にしたいとのご依頼を頂きました。高台に位置するK様邸は、南向きでパノラマ景色が望めます。
ご主人が植木鉢から移植したというモミジを今回の庭づくりで邪魔になるなら伐採するとおっしゃいましたが、ちょうどいい位置に植わっているので、整枝剪定し格好良くして残す方向に決定しました。
ご主人が吟味して選ばれた大型の庭木の早期発根を図るため、植栽土壌は良質なバーク堆肥とパーライト・肥料を混入し撹拌、元々の基盤が良質黒土だったため、客土は必要ありませんでした。定期的に生育状態の点検を行います。
- 施工前:向こうに見えるのがご主人が何気に植えたモミジ。
- ちょうどいい場所に植わっているので格好良く剪定します。
- 完成・モミジ側から:のっぺりした景観にならないよう築山を設け、庭木が等間隔にならないよう自然な曲線をつくりました。
- 完成・お家側から:お隣と自然な「遮り」となり、立派な3本とモミジが景色に同調しました。
関市 M様邸
新築に伴い、住居の長辺に沿った奥行きのあるお庭を造りました。お子さんが小さかったので裸足でも遊べるように・大勢でBBQが出来るスペースとなるようとのご意向でした。南向きとはいえ住居が隣接しているため、芝の生育が心配でしたが、植栽土壌を肥沃に保つよう土壌改良したこともあり、順調に生育しています。
- 施工前:地盤は元畑ということも有り、客土入れ替えの必要なく改良材を施して地ごしらえのみです。
- ちょうど芝が新芽を出す時期だったので、すぐに青々としてお子さんが裸足でも遊べるスペースになりました。
- 奥には敷地を見守るような石組みの一角を設けました。奥行きの先に心落ち着く眺めが楽しめます。
関市 O様邸
長年お庭を持ちたいとお考えになっていらっしゃったご主人が、太田庭石に造園をご依頼下さり感無量です!20年前にお庭を取り壊した時の庭石や手洗鉢を使って、新たにお庭造りをしました。
向こう側の田畑と山を借景とし、ご主人が小さい頃からあった樫の木をメインにレイアウトしました。ご主人はとてもマメな方で、植物を大切にされていて、引き渡し後の維持も安心でした。
- 玄関・リビング前は主庭を眺める憩いのスペースです。白川砂利の白がレンガ調の外壁を引き立て、ハナミズキがお客様を出迎えます。
- 主庭は申し分ない良質な埴土でしたので、植栽しやすく生育も安心です。
向こうの山々とカシの大木、そして出番を待っていた庭石を配置して、大きな遠近感のある全体に仕上がりました。
- 庭の境目は砂利で仕上げ広々と、かつ白砂利で囲む事により庭を浮き上がらせます。
介護施設Tの園庭
介護施設の裏庭を利用者さんが散歩できるように、憩いのスペースにしたいとのご要望でした。利用者さんの気分転換になるような、静かで広々とした、心落ち着く園庭になるよう、竹林の一面の緑を背景に六方石をメインにした石庭を造りました。
利用者さんの動線はフラットに、要所に据えた庭石に腰掛けて休憩できるよう高さには気をつけ、周りに張石をして足元が汚れないようにしました。
- 建屋の北側に位置し竹林が隣接しているので竹の根の侵入を防ぐ工事から開始。
- 竹の深緑に映える明るい緑のヤマモミジを中心に石を配置。サバ土で全体を明るく。
- 緩やかな起伏でどこから見ても石の高さが揃わないよう配置。
- 揖斐石を腰掛けやすい高さに据え、足元に鉄平石を敷き汚れ防止と清潔感を。
坪庭
自然素材と近代建築の融合がコンセプトの建築家さんとのコラボ作庭です。お風呂場から眺められる坪庭をとのご要望でした。北側に面しているので、ジメジメ感を極力抑えるよう苔は灯籠を引き立たせる程度に、白川砂で明るく広く見えるよう仕上げました。坪庭のように、ちょっとした庭の一画があると、心安らぐ空間になります。
- 坪庭となるスペースの施工前
- 表からの外観:左手に玄関が並ぶので、恵那石を使用し明るく落ち着いた一画にします。
- 完成:以前のお庭に使ってあった織部灯籠を再利用し、景石としました。添石には御嶽石を選定。恵那石との明暗の区別をつけています。
- 少し築山にする事で立体感が生まれます。磨りガラスから柔らかい光が差し込んで灯籠を引き立たせてくれます。
石積み 1 御岳石 野面積み
むき出しの不安定な盛土と雑草をなんとかしたいとのご依頼でした。通りに面した出入り口なので、間口を広くとり、丸い曲線状に積み上げて利便性を図りました。
- 施工前:高さ:約3.5-2.0m 延長:約7.0m
- 野面を合わせて積んでいきます。
- 完了:周りの木々とお家の外観に良く馴染んで、お施主様にもお喜び頂きました。
石積み 2 御嶽石 崩れ積み
建屋の基盤をギリギリに削ってしまっていて非常に危険なことから、石積をご依頼されました。
- 施工前:高さ:約1.5-1.0m 延長:約5.0m
- 完了:別名:関東積みと呼ばれ、段を増すごとに控えていく積み方です。石積幅が広くなるので、安定性は充分です。
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