日本を代表する名庭として桂離宮(京都市西京区)をご紹介します
小堀遠州による、サツキ大刈込みの鶴亀庭が特徴の蓬莱式枯山水庭園です。
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愛宕山を借景し、遠近段差によって手の届く場所に庭として集結されています。広大なまとまった風景となって収まっています。
背景の大自然と目の前の人の手が加わった植栽が対照的ですが、不自然に感じないのは、自然の偉大さと庭師の技が見事に融合しているからだと思います。
庭園へ出る通路階段は自然石の切石が使ってあります。植栽で隙間を埋めることで、急勾配を感じさせないような工夫とデザインが上手く組み合わされています。
刈込みは太陽と月を形取っているのでしょうか。奥に位置する蓬莱・鶴亀の庭に向かう前に、広く取った白砂が広い宇宙をイメージさせます。
所在地: 〒716-0016 岡山県高梁市頼久寺町18
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