太田庭石の造園提案の実例のご紹介
太田庭石では手描きイメージ画でご提案させて頂いています。
実例 大通りに面した飲食店の外観改装 2020年3月
現況の印象
- お店というアピールが控えめで、通り過ぎてしまうお客様もしばしば。
- 砕石敷のため、仮の空きスペースといった感じです。
- 街路樹桝が車の乗り入れの障害物になっています。
店主様のご要望は
- お店らしい表向きに
- 数台が駐車できるようにしたい
- 枕木や植栽を取り入れたおしゃれな全景
- コンクリートかアスファルト舗装で足元を安定させたい(ワンちゃんが歩きやすい足元に)
- 丸見えのお勝手口に目隠ししたい
- 隣地との境界フェンスを設置
太田庭石からの提案
ご要望の中で優先順位をつけて頂き、いくつか質問と確認をしました。
駐車スペースの舗装
- 予定駐車台数
- 造園可能面積
- 街路樹植栽桝工事許可,行政への問い合わせ
お店らしい全景づくり
- 日常の動線・お客様への便宜
- ご希望の樹種はありますか?
- 日々の管理は出来ますか?
境界フェンス
- 隣地とのお互いの調和が守られる上、看板も取り付けられるので、優先的に施行してはどうか。
その他
- 立地環境条件:北向き・風通し良・水はけ良・
- 管理条件:水道(灌水環境)無
- 周辺環境:隣家さんは小さいお子さんがいる。交通量は歩行者を含めて多く、直線途中に存在。街路樹はイチョウ。敷地内に配管と障害物あり。
以上のヒアリングと環境調査の結果を合わせて2パターンのイメージ画を描きました。
植栽の庭
- 目隠しとなる高木をメインとした庭区域をつくります
- 緑地の島は通り抜け不可の役目を兼ねます。
- 小高く盛り土して、全体に立体感を持たせます。
- 水道は勝手口からが最短なので、最小限の植栽・管理の少ない丈夫な常緑樹を提案します。
- 樹種は後にいくつかご提案、お客様と選定します。
- 建物周り(通行部分)は枕木と板石の複合使用で自然乱組みします。自然に舗装に移行していきます。
新竹垣の庭
- 太田庭石オリジナルの竹垣を現場でつくります。サイズや素材を自由に組み合わせられますので、お店の個性が表現できます。
- 目隠しを兼ねたオブジェ的存在となります。
- 足元に鉢植えやグランドカバーなど、少しのグリーンを加えても良いですね。
「植栽の庭」、「新竹垣の庭」はあくまで太田庭石の作風なので、お客様が気に入った部分をピックアップしたり、組み合わせたり、上書きしたり…この過程は、お客様がご自分のイメージをより鮮明にして頂くためにご提示するものなので、いくらでも描き直しできます。一方的な庭づくりではなく、たくさんの話し合いとお互いの納得で、より良い庭づくりが実現します。
まずは太田庭石がイメージしたものを見て頂き、ここからお客様との意見交換が始まります。イメージ画に伴ったお見積書も合わせてご提示しますので、ご予算に合わせてご相談下さい。