自分のイメージで庭を造りたい・造園してみたいという方は、どこかで見た庭が素敵だと感じ、自分で自由に自分の庭を手がけてみようと立ち上がったはずです。
言葉を換えれば、それぞれ「こんな庭が欲しいな」という「計画」を思い描てみえるはずです。
庭のDIYの夢の計画の例として
・・・などなど、庭にはたくさん出来ることがあります!
自分の好きな感じというだけでは漠然としすぎていて、何から始めて良いのか分かりませんよね。
まず想像している庭に一番メインとなるもの、一番欲しいものを明確にする事が大切です。
上にあげた7つの計画例に対して、それぞれ太田庭石より庭のDIYで夢を実現するためのアドバイスをお伝えします。
大きな木陰が出来るメインツリーはそれだけで庭が出来てしまうくらい存在感がありますが、そこまでなるには年数がかかります。大径木の庭木を移植することはDIYでは考えにくいので、やはり幼木から育てることになります。
そこで注意して欲しいのが、植える位置と植える樹種です。
耐火レンガでBBQコンロを作っておけば、いつでもBBQができます。
今日は海外からもおしゃれなレンガが手に入るので、レンガを選ぶだけでも楽しいですね。
カタログや通販で選ぶより実際現物を見て、しかも自分で設計した縮小版を組んでみると、よりイメージが形になりオススメです。
BBQスペースは風向きと、やはり日当たりで位置決めします。台所や水道に近い方が便利です。
芝庭はあこがれの庭の代表です。
芝刈り・雑草除去・灌水・目土入れ・エアレーション・薬剤散布等々、年間を通して手入れができる方にオススメです。
コウライシバ・ヒメコウライシバがポピュラーですが、トヨタ開発のTM9は芝の生長を抑えた手入れの少ない品種も人気です。
玄関アプローチは普段の往来やお客さんが必ず目にする要所です。
お家の外観に合わせて、素材選びから始めるのが良いですね。
歩くたびに動いたり、沈んだりしないように、基盤を締め固めてから行いましょう。
お子さんが遊べる砂場が庭にあったら、公園に行かなくてもいいし、お家からでも目が行き届くので一石二鳥ですね。
そして、砂場の利点は、将来庭木の植穴になることです。
お子さんの成長と共に庭も変化する、庭も家族の歴史です。
砂場なので、水はけの善し悪しは明確で、植栽するときに役立ちます。
日焼けや熱中症対策で、木陰のそば、もしくはパラソルが立てられるスペースに設置すると良いでしょう。
花壇があると、庭に彩りが加わり華やぎます。
腐食しない素材を選びます。レンガを積み上げ囲うのが一般的ですが、土留めしないで穴を掘っただけの自然な花壇もアリだと思います。
ただ、嗜好が変わって家庭菜園になると、ちょっと残念なような気がします。
ウッドデッキの自作は、設計から材料運搬などなど大仕事になりますが、部屋が増えたみたいでとても便利です。
基礎をしっかりしておけば、腐食や破損時の取り替えが楽です。
南側のジメジメしていない場所、もしくは腐食しにくい木材を選ぶのが基本です。
値段はしますが、樹脂製のものなど外構取扱店で手に入ります。
天然木には防腐剤を塗布しておくと長持ちし、色も選べます。
色褪せてきたら、また上塗りしてDIYを楽しんで下さい。環境型防腐剤が良いでしょう。