庭のDIYに必要な「準備」を整えたら、いよいよ造園を自らの手で行う「実行」、つまり造園作業のステップとなります。
今まで数多くの造園を手掛けている太田造園より、お庭のDIY作業を効率的に行い、工事に失敗しないコツとノウハウを、動画と画像でご紹介します。
是非とも参考にしていただき、お庭づくりに成功して下さい!
造園では常に土が一緒にいます。土を自在に操るまでには時間と体力が要りますが、土は地盤・埴土・極め・仕上げなど非常に重要な役目を果たしてくれるので、土を丁寧に・大事に扱うことが大切です。
根張りが空かないように土をかぶせ、軽く叩いて土を安定させます。通常は化粧土で仕上げます。
造園するにあたり、セメントは必要不可欠です。 またお庭を改造する場合などで、既存のコンクリートを撤去したり一部を壊す、取り除く作業も必要となるケースがあります。庭のDIYで、一見むつかしいと思われるセメントの練り方、またコンクリートを削る・切る・壊す作業のハツリについて動画と共にご説明します。
造園に不可欠なセメント。石積やレンガなどの目地、通路、立ち物の基礎・・・用途に合わせてセメント配合や固さを調整します。また、季節(気温)によって硬化速度が変化するので、作業工程を計画して扱います。ここでは、支柱設置の基礎セメントを作る工程を動画にしました。
普段馴染みのない「ハツリ」ですが、造園では石積や石張の際、出っ張りを取り除いて結合部分を加工したり、コンクリートを剥がし割るときに使います。少しの斫り作業なら、タガネと石頭(セットウ)があれば自在に斫ることができます。タガネの先端が尖ったものと平たいものがあり、それぞれ使い分けます。斫り目に食い込ませるように当て、要らない方向に叩きます。先にカッターで切り込みを入れておくと斫りやすいです。広範囲であれば電動斫り機、もっと大規模で重機に取り付ける斫りもあります。